"チロルの風"主宰 チター奏者 惠藤美津子

  残暑厳しい9月16日グレゴリー・コレ前ストリートで"チロルの風"の演奏と28日月堂ホールにて"チターアンサンブルの夕べ"コンサートを開催させて頂きました。
"チロルの風"は第1回から4度目の出演となり毎回楽しみに来て下さる方も増え今年は九州から聴きに来てくださったお客様もありました。
今回は小学生と一緒にお父さんも演奏に参加して下さった2家族と和太鼓や醤油樽を使って「お江戸日本橋」などの演奏で多いに盛り上がりました。

"チロルの風"は、今ではなくなってしまったオーストリアの古楽器プサルターを手作りし自分の作った楽器を演奏しているグループでチロル地方の民族楽器とのアンサンブルを楽しんでいます。 身近に手軽に音楽を楽しむ事が出来るという喜びを広げたいと思います。高松から参加して下さっている水谷さんご夫婦は神戸のミュージックウィークのような催し物を高松でもしたいと言う事で今年11月香川芸術フェスティバルの行事の中に念願の第1回ストリートパフォーマンスを開催、 "プサルターアンサンブル香川"が出演しチロルの風からも7名で応援に行きました。
元町ミュージックウィークから発信した楽しい交流の輪が広がっている事を実感しました。

28日の月堂ホールでの"チターアンサンブルの夕べ"コンサートでは、 普段聴く事の出来ないチロル地方の民族楽器アルプホルン・エルガリー(スイスのアコーディオン)とチターアンサンブルやヨーデルの演奏をお聴き頂きました。 "チターアンサンブル大倉山"はドイツでのチター指導者としての認定資格を取得した円谷みぎわを中心に演奏活動を続けているチターだけのアンサンブル。

今回のコンサートでもクィント(高声用)ディスカント(標準楽器)アルト(中音用)バス(低音用)の4種類の楽器を使いハイドン シューベルトの曲からチロル民謡などを演奏しました。 ヨーデルの伊藤啓子さんの歌声には会場いっぱいのみなさまとともに澄みきったスイスアルプスの中にいるような感動が広がりました。 多くのお客様とともにこのような一時を共有する事が出来、この幸せを心から感謝致しました。ミュージックウィークの開催にあたり、実行委員の方たちや裏方で支えてくださった多くの方に大変お世話になりました。厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。





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